中央分離帯に猫が

葉月

2007年02月16日 21:41

いたんですっっ!

(タイトルからよんでくだはれ~)




赤子をベビーカーに乗せて、運動がてら

ゆっくりと歩いていたら、

なんと 中央分離帯から

「にゃーにゃーにゃー

という悲痛な声が!




振り返ると、6車線の道の中央分離帯に

何故か子猫がいたんですよ!

しかも、私に向かってニャーニャー鳴いている。


そこは結構交通量が多いところ。直線コースだから、

信号が青になると、結構スピード出す車が多い道。


(あかん、このままじゃ にゃんこがひかれてしまう)


と私は思ったんですな。





そこで、車がとぎれるのを見計らって、

歩道にベビーカーを置き去りにして

中央分離帯までダッシュ!




にゃんこもこっちに向かって走ってきたから

(ひひひひひ轢かれる~~~)

と私は焦って抱き上げようとしたんです。

それが大変いけなかった。

はっきりいって、いらんことしいだったみたいだ。




にゃんこ、いきなりUターンをかまして、中央分離帯に戻ってしまった。

あぎじゃびよ~! 訳:なんてこったい~みたいなニュアンス)

それから私も中央分離帯に入っておいでおいでをしたけれど

子猫は来ない

振り返ると、ベビーカーの中で赤子が不安そうに私を見ている。

仕方なく、私はダッシュで歩道に戻った。








戻ったんだけど。








(やっぱ轢かれるよ、あの子猫。)

と思い直して、もう一度チャレンジしました。

また片道3車線をダッシュして中央分離帯に入り込み




「おいでおいで~おばちゃんがいいトコ

 連れて行ってあげるよ~うへへへ~~♪」 





私は必死でした。

しかし、いいトコってのが妖しいカンジを醸し出していたのか

うへへへという愛想笑いが悪かったのか

にゃんこは茂みに逃げ込んじゃった。あ~あ。

仕方なく、またもや歩道へダッシュ。

もう、赤子も泣きそうになっていたので諦めることにしました。

あのにゃんこがどうやって中央分離帯へと移動したのかはわかりませんが

移動できたからには、車道を通って歩道へとわたれるはずだ!








と勝手に納得してお散歩に戻ったら、

なんと!

観光バスが停車していて

乗客が一部始終を見ていたっぽい。




うぎゃー。

考えてみれば、

私ってだいぶ挙動不審だったんじゃなかろうか。

バスの窓からは、きっと 小さな子猫なんて見えないから




自分の赤子をほったらかして

中央分離帯にダッシュする変な女。


…聞いたことないけど、中央分離帯フェチ?







絶対みんなそう思ったんだろう。


そして、その人の中にブロガーとかいたりして

今日、変な女を見た

とか、書き込みされたんだろうなあ。はあ~(ため息)。






猫は助けられず

もしかしたらブログのネタになり

しかも、思いっきりダッシュしたので

ヘルニアが痛い。

文字通り 這々の体で逃げ帰りました。な、なさけな~




というわけで、改めてMRI検査を受けたところ

ヘルニア進行中!

イエーイ


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