神経根ブロックやったどー!

葉月

2007年02月20日 12:43

いつも真面目でストイックな話題を提供しております

当ブログでございますが、

本日は改めて椎間板ヘルニア治療のお話を。




もー、もんのすごく痛い。

おまけに、中央分離帯にいた猫のために走って、さらに痛い。


そんな私に施されたのは、噂に聞いていた




神経根ブロック注射という、世にも恐ろしい治療であった…。



温熱療法、運動療法、電気治療、光治療、鎮痛剤、日頃のストレッチ、神経ブロック注射、「痛くない…痛くない…」というナウシカ式マインドコントロール…とまあ一通りの治療は経験してきましたが、悪くなるばかりでちっともよくならない私のヘルニアちゃん。


この時代でございますから、とりあえずネットでいろいろと情報を集めていた時期があり、

痛い神経に直接針を刺し、麻酔剤を注入するという

恐るべき治療…神経根ブロックがあることを

私は知っていた。

そして、予想通りそれをやることに。



どの経験談を読んでも

とっても痛かった

死ぬかと思った

そんな言葉でつづられている、恐怖のお注射である。





しかし、これで完治への第一歩なら、私は受けて立つ!

だけど~るるるる~るるる~るるるる~
あしたにゃきっと何かある…じゃかじゃじゃかじゃじゃん!
明日はどっちだ!?


と、頭の中ではあしたのジョーのテーマソングも流れます。



そして、受けました!




~~~ 神経根ブロック 体験記 葉月編 ~~~

(ちゃらら~ちゃらら~ちゃっちゃ)←テーマソング

この注射は、レントゲンの映像を見ながら神経を見極め、神経の根本目指して
針を打つ、悶絶モノの治療である。
もちろん、神経に直接触れるから、チョー痛いという噂だ。
「葉月さーん」と呼ぶ看護婦さんの目が、どことなく憐憫の眼差しなのは
彼女たちは今までのたうち回る患者の事例を うんとこさ見てきたからだろう。

(ナレーション終わり)




1 というわけで、レントゲン室で、尻を出してうつぶせになります。
 
  かなりかっこわるいと思います。


2 そして看護婦さんが何故か頭のトコロへやってきて、「がんばりましょうね」と声をかけ、優しく私の手を握ります。ものすごく不安になります。後からわかりましたが、暴れる患者を抑える係りでした。

3 消毒を7回。何で7回も!?結構気楽に考えていたので

「メス」
「はい、先生」

というドラマで定石のシーンが脳裏を過ぎり、不安が倍増。



4 皮膚麻酔注射をブスリ。私は3回打ちました。

  そして先生が「覚悟はいいね?」

  (え?覚悟?!)…嫌といったらやめるのかな?


5  レントゲンを撮りつつとにかく神経の根本目指して針をさす!さす!さす!

   もうまな板の上の鯉です。たたきと刺身はやめて!
   
   ひと思いに焼いてくれ!みたいな気分(そうか?)


6  目的の神経に辿り着くと、電気がびりびりーっと走って、

   「うぎゃーーー!」

   もうこの悲鳴だけで、先生も看護婦さんも目的に辿り着いたと悟るワケです。



7  麻酔薬とステロイド剤を注入して終わり。

   1時間くらいは足に力が入らないので安静にします。



~~~ 神経根ブロック注射体験記 葉月編 完 ~~~



まあ、噂通り、確かに痛かったです。

看護婦さんが「一番痛い検査」だとゆってましたが、私は予想していたほどではないなあと思いました。

自然分娩で子供を産む方がよっぽど痛いもん。注射なんて、すぐ終わるし。

最も、家でチョー痛いときと同じような痛みなので、こんなもんか~って拍子抜けでした。

だから、今から神経根ブロック注射を受ける方、大丈夫です。全然平気。

気楽に受けてください。

ちなみに費用の方は2000円強でした。

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