いつも真面目でストイックな話題を提供しております
当ブログでございますが、
本日は改めて
椎間板ヘルニア治療のお話を。
もー、もんのすごく痛い。
おまけに、中央分離帯にいた猫のために走って、さらに痛い。
そんな私に施されたのは、噂に聞いていた
神経根ブロック注射という、世にも恐ろしい治療であった…。
温熱療法、運動療法、電気治療、光治療、鎮痛剤、日頃のストレッチ、神経ブロック注射、「痛くない…痛くない…」というナウシカ式マインドコントロール…とまあ一通りの治療は経験してきましたが、悪くなるばかりでちっともよくならない私のヘルニアちゃん。
この時代でございますから、とりあえずネットでいろいろと情報を集めていた時期があり、
痛い神経に直接針を刺し、麻酔剤を注入するという
恐るべき治療…
神経根ブロックがあることを
私は知っていた。
そして、予想通りそれをやることに。
どの経験談を読んでも
「
とっても痛かった」
「
死ぬかと思った」
そんな言葉でつづられている、恐怖のお注射である。
しかし、これで完治への第一歩なら、私は受けて立つ!
だけど~るるるる~るるる~るるるる~
あしたにゃきっと何かある…じゃかじゃじゃかじゃじゃん!
明日はどっちだ!?
と、頭の中では
あしたのジョーのテーマソングも流れます。
そして、受けました!
~~~ 神経根ブロック 体験記 葉月編 ~~~
(ちゃらら~ちゃらら~ちゃっちゃ)←テーマソング
この注射は、レントゲンの映像を見ながら神経を見極め、神経の根本目指して
針を打つ、悶絶モノの治療である。
もちろん、神経に直接触れるから、チョー痛いという噂だ。
「葉月さーん」と呼ぶ看護婦さんの目が、どことなく憐憫の眼差しなのは
彼女たちは今までのたうち回る患者の事例を うんとこさ見てきたからだろう。
(ナレーション終わり)
1 というわけで、レントゲン室で、尻を出してうつぶせになります。
かなりかっこわるいと思います。
2 そして看護婦さんが何故か頭のトコロへやってきて、「がんばりましょうね」と声をかけ、優しく私の手を握ります。ものすごく不安になります。後からわかりましたが、暴れる患者を抑える係りでした。
3 消毒を7回。何で7回も!?結構気楽に考えていたので
「メス」
「はい、先生」
というドラマで定石のシーンが脳裏を過ぎり、不安が倍増。
4 皮膚麻酔注射をブスリ。私は3回打ちました。
そして先生が「覚悟はいいね?」
(え?覚悟?!)…嫌といったらやめるのかな?
5 レントゲンを撮りつつとにかく神経の根本目指して針をさす!さす!さす!
もうまな板の上の鯉です。たたきと刺身はやめて!
ひと思いに焼いてくれ!みたいな気分(そうか?)
6 目的の神経に辿り着くと、電気がびりびりーっと走って、
「うぎゃーーー!」
もうこの悲鳴だけで、先生も看護婦さんも目的に辿り着いたと悟るワケです。
7 麻酔薬とステロイド剤を注入して終わり。
1時間くらいは足に力が入らないので安静にします。
~~~ 神経根ブロック注射体験記 葉月編 完 ~~~
まあ、噂通り、確かに痛かったです。
看護婦さんが「一番痛い検査」だとゆってましたが、私は予想していたほどではないなあと思いました。
自然分娩で子供を産む方がよっぽど痛いもん。注射なんて、すぐ終わるし。
最も、家でチョー痛いときと同じような痛みなので、こんなもんか~って拍子抜けでした。
だから、今から神経根ブロック注射を受ける方、大丈夫です。全然平気。
気楽に受けてください。
ちなみに費用の方は2000円強でした。