ヘルニア奮闘記2

葉月

2006年07月23日 14:08

自分が椎間板ヘルニアであるということがわかったのは、出産後であります。
妊娠中はわかんなかったんです。

というのも「尻が痛い」と最初に言った整形外科では、レントゲン写真を前に

「全然ヘルニアじゃないよー、君は仙腸関節炎だよー」

と説明されたからです。後から知りましたが、レントゲンでわかるほどのヘルニアはかなり重症らしい。私のはMRIじゃなきゃわかんないサイズでした。だから、この段階で見落とされたんですね。

とりあえず、それまで飲んでいた痛み止めは妊婦禁忌薬だったので服薬中止、毎日尻から足首にたっぷり湿布を貼っていたのに(そうじゃないと仕事なんて出来なかったよう)、それも使用中止。

大変困った私、薬を使わない東洋医学に頼ることにしました。

東洋医学といってもいろいろあるんですよね。
最初、針がいいんじゃないかと思っていたんですが、職場の課長がすごい体験をしたそうで、その話を自慢するんです。

なんでも、針治療した後家でシャワーを浴びていたら、頭のてっぺんに長い針が残っていたそうな。うひゃあとびっくりして治療院に戻ったら、「大事な針が1本足りないと思っていたんだよねー」と悪びれもなく言われたとな。

そうですかそうですか。

治療院みんながそうじゃないとは思うけど、身体に針が残されるってのは何だか痛そうだ。
お灸も熱そうだし、どうしたもんかなーと考えていたところ、知人にカイロプラクティックを紹介してもらいました。

…カイロプラクティック。

よく看板を目にするけど、一体なんなのかよくわからずにいました。
いわゆる整体ってヤツなんですね。グキッとかバキッとかされるんだろーなとドキドキしましたが、背に腹は代えられません。
大変覚悟して、そのカイロとやらへ行きました。

…が。

ちっともグキッバキッとされませんでした。
これは、整体師によるらしいです。骨のゆがみがあったそうで(特に骨盤と背骨)、それを押したりして元の位置に戻していくんです。

とはいっても、劇的にすっきり痛みが取れるわけでもなく、定期的に通っていました。
カイロのお陰で出産できたんだと思います。
ありがとう、カイロ。

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