特技?
何だか最近、赤子とお散歩をしていると
やたらと
声をかけられることに気付きました。
それは宗教の勧誘だったり
入ったことのない漫画喫茶の店員から
「車、ウチに停めていますね?」
と あらぬ疑いをかけられたり
「可愛いわね~」
とウチの0歳に微笑みつつ、ご自分のお孫さんを彷彿としていらっしゃる
そんなカンジなんですが
その中でも、
道を尋ねられるのが一番多い。
そういえば、別に今に限らず
私は昔から尋ねられるのが特技だった。
バス停に立っていたら、○○へ行くには何番か?とか
まわりに立派な大人はわんさかいるのに、
何故だっさいセーラー服着けてる私に聞くんだろう?
そうそう、バスといったら
とても上品そうなおばあさんが
「バスの乗り方を教えて」と聞いてきたときには
さすがにどうしようかな~と思いましたな。
どうやら、社会勉強のために乗ってみたふう。
乗ったバス停と目的地を聞いて
運転手に事情を話して回数券の機械を巻き戻してもらって(市外線だった)
…
…
…てか、最初から運転手に相談して欲しい。
何も、だっさいセーラー服着けた私に聞かなくても…
そういえば、親不知を抜いた時にも
「○×保育園ってどこですか?」
と聞かれたことがありました。
「あれは
れすね、この道を
れすね…
ふがふが」
口の中に止血用の綿を詰めていたので
上手く話せなかった。すんごい不思議そうな顔をされたのがちょっと
悲しい。
その特技(?)は健在なようで、たかが30分のお散歩なのに
2回3回道を聞かれるのである。
「アウトレットモールどこですか」
「空港どこですか」
という観光客から
「○○のお店はドコですか」
との地元人。
「○×さんのお宅知りませんか」
原チャリに乗ったサラリーマンまで。
まあ、人に聞くと言うことは勇気がいることで
困ってどうしようもない状況なんだはずなので
私もわかりやすいように考えて答えているつもりなんですが。。。
最近の質問の中で、一番面白かったのはコレだった。
「あいちゃんの おうちは どこ ですか?」 BY 観光客
ちなみに、少々早口で最初の部分の「
あいちゃん」が「
あいじん」に聞こえたので
なんてこと聞くんだこのおっさん~!!
あんたの 愛人なんか しらんわ~!
って思いましたッス。
しかし、愛人ではなくて「 ゴルフの宮里藍ちゃん 」って言われたので
少々ホッとした私。
…
…
…?
私はこんなことまで答えないといけないのだろうか。
でも、他人に聞くのは勇気がいることである。
ということは、それなりにせっぱ詰まっているはずだし、
誠意を持って答えなければなるまい。
私は空を仰ぎ見る。
そして原始的に、太陽の位置から方角を割り出し
おもむろに
北 に向かって指さした。
「あっちです」
※だって東村だもん
オジサン、とりあえず「ありがとう」ってゆってくれたけど
沖縄が嫌いになったんじゃないかと
ちょっとだけ心配しています。
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