ゴキ対決!
さっき!
お風呂場に足を踏み入れた途端
黒い影が目の前を横切ったのだ!!
嫌な予感がした。
おそるおそる足下に視線を下ろす。
黒い影の正体を見極める前に、ソレはささささーっと素早く移動するのだ。
あの動き。
カサカサという音。
(でたか
ゴキめ~~)
かがんで覗き込むと、やっぱりいる~!!
あの嫌な ワモンゴキブリ!!
なんちゅー嫌らしいサイズなんだ。
しかも何を威張っているのか背中は黒々艶々、
おまけに顔の辺りは黄色くて破廉恥にもほどがあるし。
何!?あの羽から飛び出した微妙な脚線美は。
ズボンか靴下で隠せよ!ってくらい、はしたないったらありゃしない。
ヤモほどでもないけど、やはしゴキだって嫌いなのである。
以前、泡で隠してナントカ~という殺虫スプレーが発売されましたが
アレって結局泡で姿が見えなくても、その中にゴキがいるのかとおもうと
とても手で処分しようと思わないんですよね。
だからウチにはスタンダードな殺虫スプレーしかないんですが、
私は踵を返し、慌ててスプレー缶を持ってきた。
そして隅に逃げ込んだアイツにしゅーーーっ!!
…
とやってみたのに、スプレーは殆ど空でございまして
音にビビったゴキ野郎は、私の足下めがけて突進してきたんですね。
「うぎゃーー!」
とりあえず悲鳴をあげてみましたが
人間の脳は、瞬時にいろんなコトを考えることができるのである。
慌てて風呂場の扉を閉めて密室状態にしました。
風呂場の中でケリを着けたかったからです。
スプレーはアテにならないし、となると打撃か!?
ヤツらは打撃に弱いはずッ!!
私は右足を振り上げました。
※ちゃんとぞうりをはいていましたヨ
「きゃーきゃー」
と悲鳴をあげながら、私の足はゴキに強烈な一撃を与えています。
このギャップ。
ゴキは怖い。しかし、ココでしとめなければ後々面倒なことに。
部屋に逃げられるのはイヤだし、繁殖されるのはもっとイヤ。
嗚呼、私はどうすれば!?
なあんて考えながら、悲鳴とやってることの明らかな矛盾に
何だかなー…と可笑しくなる自分もいて、
なかなか劇的な瞬間でございました。
結論。
全く、ゴキはいや~ね。ふん。
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