ゴキ対決!

葉月

2007年09月09日 11:37

さっき!

お風呂場に足を踏み入れた途端

黒い影が目の前を横切ったのだ!!

嫌な予感がした。

おそるおそる足下に視線を下ろす。

黒い影の正体を見極める前に、ソレはささささーっと素早く移動するのだ。

あの動き。

カサカサという音。

(でたかゴキめ~~)


かがんで覗き込むと、やっぱりいる~!!

あの嫌な ワモンゴキブリ!!

なんちゅー嫌らしいサイズなんだ。

しかも何を威張っているのか背中は黒々艶々、

おまけに顔の辺りは黄色くて破廉恥にもほどがあるし。

何!?あの羽から飛び出した微妙な脚線美は。

ズボンか靴下で隠せよ!ってくらい、はしたないったらありゃしない。

ヤモほどでもないけど、やはしゴキだって嫌いなのである。


以前、泡で隠してナントカ~という殺虫スプレーが発売されましたが

アレって結局泡で姿が見えなくても、その中にゴキがいるのかとおもうと

とても手で処分しようと思わないんですよね。

だからウチにはスタンダードな殺虫スプレーしかないんですが、

私は踵を返し、慌ててスプレー缶を持ってきた。

そして隅に逃げ込んだアイツにしゅーーーっ!!








とやってみたのに、スプレーは殆ど空でございまして

音にビビったゴキ野郎は、私の足下めがけて突進してきたんですね。


「うぎゃーー!」


とりあえず悲鳴をあげてみましたが

人間の脳は、瞬時にいろんなコトを考えることができるのである。

慌てて風呂場の扉を閉めて密室状態にしました。

風呂場の中でケリを着けたかったからです。

スプレーはアテにならないし、となると打撃か!?

ヤツらは打撃に弱いはずッ!!

私は右足を振り上げました。


※ちゃんとぞうりをはいていましたヨ


「きゃーきゃー」


と悲鳴をあげながら、私の足はゴキに強烈な一撃を与えています。

このギャップ。

ゴキは怖い。しかし、ココでしとめなければ後々面倒なことに。

部屋に逃げられるのはイヤだし、繁殖されるのはもっとイヤ。

嗚呼、私はどうすれば!?

なあんて考えながら、悲鳴とやってることの明らかな矛盾に

何だかなー…と可笑しくなる自分もいて、

なかなか劇的な瞬間でございました。





結論。

全く、ゴキはいや~ね。ふん。

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