キャラ弁に挑戦
キャラ弁というのを作ってみました。
常々娘から
作ってえ~作ってえ~と言われていたのと
ちょうど夕刊に真似できそうな写真が掲載されていたので
頑張ってみた。
…頑張ったのは娘の弁当(キティーちゃん)のみで
男どもの弁当は、ただおにぎりに
顔を作っただけである。
うわあ~お母さんありがとお~♪とお尻を
フリフリさせながら喜ぶだろうなあと
私は信じていた。
だが、現実は過酷だ。
私「じゃーん。どう?すごい?」
娘「…」
私「どうしたの?すごいでしょ?」
娘「わたし、
キティーちゃんのじゅうたんがよかった…(
ため息)」←意味不明
キティーちゃんのじゅうたんって何!?
とりあえず、キャラ弁は
不評だった。
しかも、息子たちが
「ねー、俺らの弁当のキャラクターって何?」
としつこく疑問をぶつけるのである。
何度も言うようだが、男どもの弁当はおにぎりに顔を付けただけだ。
キティーちゃんのようなメジャーなキャラクターではない。
即席のただのおにぎりなのだ。
…。
「…そうね」
少々の沈黙の後、私は咄嗟に取り繕った。
「これはね、
おにぎり坊やだよ。そうよ、そうなのよ」
と、さもテレビで活躍しているような言いっぷりの私。
しかし、息子の記憶には「おにぎり坊や」が登場する番組なんて全く存在しない。
「…」
息子、一瞬怪訝そうな顔をしたが、取りあえず母の顔色を窺って
「わあいわあい、おにぎり坊やだ~」
と、棒読みの台詞を宣って、取って付けたように喜びやがりました。
…。
まあ、降水確率100%と前日に言われた遠足の日。
取りあえず雨は降らなかったからヨシとしましょう。
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