2006年11月11日

世にも恐ろしい話 中編

というタイトルですが、幽霊とかお化けとか、そういう話題ではありません。

ぶっちゃけ りもや (右から読んでください) の話。



以下、 りもや のことは もりおさん と表記(私の精神衛生上)。



私はもりおさんが だい だい だい 大嫌い です。

それは何故かというのを、前編に引き続き、語るわけです。







アレは私が10代の頃だった。

急須の注ぎ口から もりおさん が飛び出した経験は、私を 

この もりおさんめ、ちょっと 嫌い

に格上げしました。

そう。それだけなら、私と もりおさん との関係は、ここまでこじれなかった。




その日、私は何気なく風呂場の扉を開いた。

賢明な諸君なら、もうだいたいの察しはついたことであろう。



そう、恐怖はその瞬間に襲ったのだ。



何か、こう軽いモノ…だがしかし、しっかりとした重みのある、

決してゴミとかそういうんじゃない、

微妙な安定感をもったモノが、

私の頭に落ちた



数秒固まる私。



それっきり気配のない私の頭の上。


(これは夢。きっとそうね。)


そう心に言い聞かせて、とりあえず鏡で確認してみるも、後頭部だったので見えない。


(…。)


悩んだ私。夢じゃなかったときのことを考えて

(つまり、何かイヤなモノ…例えば「ヤ」がつくのが頭についていたら、

うっかり櫛を入れたとき、大変なことになるかもしれない)


フラフラと台所にいる母の元へとたどり着いた。


「ね、私の頭に何かいる?」


尋ねながら、私は母の姿が気になった。


母、台所で調理をしているはずなのに、何故か片手に角材を持っていた。




(未だ 角材を 持っていた 理由は 不明





「…」


母、無言で私の頭を凝視。






その数秒間の長かったこと。



















突然、母が角材を私の頭めがけて振り下ろした!

と同時に私の頭の上を、

何か軽い、

しかし安定感のある思いっきり4本足な生き物が駆け回ったッ!!


「ぎゃーーーッ!」



こだまする私の悲鳴。


角材は私の頭を掠ったのでさほど痛くなかったけど、

体の上をアイツが走り回ったって事がショックでたまらん…がーん


後から聞くところによると、母はちゃんと もりおさん だけを狙ったそうです(当然)。


角材に追い回された もりおさん は、私の頭からダイブして足下に落下。そのまま逃走。


あ…ありえん。




他にも、食器を洗おうとしたらシンクから垂直飛びで飛び出すこと×3回。

勝手にドアに挟まって息絶えること×無数。


だがしかし。

これだけの体験が、私を アンチ りもや(右から読んでください) に仕立て上げたわけではない。


後編へ続く。

(はあはあ)


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Posted by 葉月 at 09:52│Comments(6)徒然と
この記事へのコメント
こんにちは、葉月さん!
まるで、ホラー映画のようにこれでもかこれでもかと
せまってくるモリオさんに恐怖を覚えざるおえません!
もしかして、モリオさんは葉月さんのことを
愛しておられるのではないかと錯覚してしまいそうです。。
後編があると言うことは、さらに恐ろしいことが
葉月さんの身におこるのでしょうか。。
怖すぎます。。
でもお母様の角材がモリオさんにジャストミーとしてたのなら
モリオさん、葉月さんの頭の中でグシャグシャになっていたのでは。。
想像するだけで身の毛もよだちます。。
でも、読みながら笑ってしまったのはなぜ?
Posted by gen at 2006年11月11日 17:12
確かに・・・気持ち悪い体験ですな。
沖縄のモリオさんは本土のとは種類が違うのかな?
うちもモリオさんと同居してます。
そういえば一回だけ屋内に入ったことが・・・
トイレの中からの妻の悲鳴が・・・
葉月さんと同じ思いをしてると思います(笑・・・っちゃダメか)
Posted by マッサ at 2006年11月11日 19:59
うわぁ、私も爬虫類が大嫌いなんです。
とにかく目が怖い・・・。子供の頃、田んぼの畦道でマムシと
ガチンコ対決して勝利しましたが、冷や汗ものでした。
飛ぶんですよ、奴らは・・・・。私に猿並の敏捷さがなかったら
完全に毒牙にかかっていたことでしょう。
勝利はしても、とにかく目の怖さだけが心に残っています。

亀ならなんとか・・・。
リモイ(右から読む)辺りはなんだか
愛嬌があるんで、良いのですが・・。
両生類止まり・・・。

大型の鳥類も苦手です。とにかく目が怖い・・・。
哺乳類は全般、大丈夫なんですが・・・。

ゾーっとしてきた・・・。
Posted by 九平 at 2006年11月12日 03:52
こんにちはニャ!
角材持っていたとは恐ろしいニャ~(=`ω´=)

寸止めしそこねたら大変ニャ~

屋根裏で虫だけ食べればいいのに人の食器にまで来るとは許せん奴ニャ(`・д・´)
Posted by 美吉 at 2006年11月12日 04:47
あ〜もうダメだ。
でも 情報を得る為に読まねば....。
(同じ目に遭わない為に....。)
Posted by OL@ at 2006年11月12日 07:55
>genさん

なななななんておっそろしーことをッ!!!
私は断じてリモヤなヤツラに好かれてなどいませんーッ(ふんがー)
ああしかし。
確かにあの時母の角材が命中していたら、
とんでもないことが起こっていたに違いないですな!
私の人生を狂わせていたことでしょう。
南無南無‥‥

これが他人の経験談だったら私も机を叩いて大笑いするんだけどなー。


>マッサさん

沖縄もリモヤは、なんと鳴くんですよう!!
そりゃあもう 「ちゅっ ちゅっ ちゅっ」とけたたましい声(に聞こえる)で
真夜中でも遠慮なく鳴きやがります。
私はマッサ奥様とお友達になれそうです。
トイレで出会うなんて恐ろしすぎます。(ガクガク)
でも、怖くて叩いたりできません。
ゴキちゃんよりタチが悪い~!うっきー!


>九平さん

そ、それは命にかかわる体験じゃあございませんかッ!
ああ、そういえば学生の頃、危険生物の授業で(どんな授業や)
ハブも飛ぶというのを習ったような。
何だったかなー、はっきり覚えていないけど、体の長さで飛べる距離が
あったような気がしますなー。
そうですよね。目が怖いですよね。
私、ヘビは比較的大丈夫なんですけども、リモヤはダメです(イモリもダメかもしれない)。
ヤツラこそ人類の敵です。
絶対屋根裏部屋で人類を滅亡させる作戦を夜な夜な練っているに
違いありません。
私も猿のような俊敏さがあれば、こんな恐ろしい目にあわなくてすんだかも~(涙)


>美吉さん

ホントに、なんでかーちゃんは角材なんて握っていたんだろう?
台所で何をしていたんだろう?
普通、娘の頭に爬虫類が付いていたら、猛毒でない限り
角材で叩いたりするかー?(助けてもらったので文句はいえないけど)


>OL@さん

情報は大事です。
ええ、私の体験が何かの役に立てれば(涙)

‥笑いはとれているかもしれない。
Posted by 葉月 at 2006年11月12日 15:55
 
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