2007年02月23日

電話にでんわ

(すみません、あんまりタイトルに意味はありません)



確かコレは数年前の話なんですが、

真面目でストイックな話題ばかりを提供する当ブログでございますが(しつこい)

今日はちょっとアダルティーなカンジなんで、

ちょっと伏せ字があります。(ぺこり)






今、私は育児休業中で、時間的に余裕のある生活をしておりますが

お仕事中はのんびりネットなんてできませんでした。

仕事が終わって、どばばーっと買い物をして家へ帰って洗濯物を取り込んでご飯作って煮ている間に風呂に入って簡単に掃除してああしてこうして…云々。

というのを、義父んちから子どもたちが帰ってくるまでにやっておかなきゃならんのですな。

もともと短気な私なので、

この一連の作業中はかなり苛々しているわけです。



その日も、私はゴゴゴーと換気扇をフルに回して、チャンプルーとかを

作っていたんだはず。







そしたら、電話が鳴った。

「あーもうこんな忙しいときに誰じゃ!」

と悪態をつきつつ、受話器を取る私。





だがしかし、相手はボソボソ声で全く何をいっているのかわかんない。






「…もしもし、電話が遠いようですが?」

ワタクシ、苛々しながらそう言った。

後ろで回りまくる換気扇の音がうるさいのも悪いんですが、

いったん受話器を置いて換気扇止めに行くのも面倒だなーとか、思ったんです。

「…ボソボソ…」

電話の相手、どうやら男性のようだった。

しかし、全然聞き取れない。

「電話が遠いようですよ?」

苛々度プラス40%

「…………しませんか?」

相手の声が、少しずつだけど大きくなってきた。

だが、語尾しか聞き取れない。

…しませんか?ってことはセールスである。



(私に何かモノを売りたいのなら、もっとハッキリいいなさい!)



私も苛々度60%くらいになっていたので、

「もっと大きく言ってください」

とゆってみた。

だが、相手は

「………しませんかっ?」

ちょっとだけ声が大きくなっただけ。(しかも語尾だけ)




あんぎじゃびよ~~!なんねーこのやる気のない営業は?!




どうも、声からすると若いにーさんのようなので、

若者らしく、もっと覇気があってもええんじゃないだろうか?!

とワタクシ、老婆心もあってこうアドバイスしてあげたんですな。

「もっと大きく、はっきり言ってください!」

「…」

相手、一瞬ひるみました。

でも、厳しい社会を乗り切るには、電話での営業は「はっきり・大きく・ゆっくりと」を

ちゃんと守ってお仕事して欲しいと思うんですよ。

だから私は彼の勇気あるセールストークを期待していた。





…が。




沈黙の後、彼は意を決したように叫んだのだ。


「テッ…テッ…テレフォン○○○しませんかっっ!!」



「…」


「…」



ほんっとうに勇気を振り絞って叫んだんだと思う。

なんだか、やけっぱちなカンジが漂っていたし、その後の沈黙もむなしさが漂っているというか。

てか、最初から、テレフォンナントカってゆっていたんだろう。




…私は、その勇気ある一言を、何度もいわせていたらしい。







ここは、ごめんね、おばさん気が利かなくて、と謝るべきか?









ちょっと考えて、私は静かに受話器を置いた。








というのを、何故か食器を洗っていたときに思い出しました。



後に職場で同僚に話していたら、側にいた上司が大爆笑していた。

何度もいわせるなんて、ひどいといわれたんだけど…

え?

そんなにひどいことした?

だって、ホントに聞き取れなかったんだもん。


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Posted by 葉月 at 13:17│Comments(7)徒然と
この記事へのコメント
>聞き取れなかったんだもん。

か、確信犯では!?
何度も言わされた若人はきっと今では明る
く大声でお電話していると思われます、大爆笑!
Posted by OL@ at 2007年02月23日 20:13
がーはは〜
葉月さん!
いろんな経験されていて最高です!
もっともっともっともっともっと聞かせてくださいませ!
Posted by 石川笑店 at 2007年02月23日 21:13
こんにちはニャ!

笑わせてもらったニャ~!(=`ω´=)/

電話の人、葉月さんとわかってて電話してきたのかニャ~?

葉月さんはモテモテなのかもニャ~(=^ェ^=)
Posted by 美吉 at 2007年02月24日 12:20
面白ーい!
相手はさぞかしアセったことでしょう…。

実はぴーやしも団地住まいの時代に似たような経験があるのです。
相手をする勇気?が無くて受話器を置いてしまいました。(^^ゞ
Posted by ぴーやし at 2007年02月24日 21:08
>OL@さん

いや~もうごめんね、ってカンジですな(苦笑)。でもこのあと、また同じ人と思われる出電話がかかってきたので、自宅まで来られたら怖いなーと思って、電話帳から削除してもらいましたよ~。


>石川笑店さん

この話をすると、必ず「あんたひどいよ」っていわれるのが不本意です(^_^;)
私悪くないモン。
換気扇が悪いんだもん。


>美吉にゃん

いや、どうでしょう?無作為にかけているんだハズ~。
知り合いだったら、アタクシ猫手パンチで愛の鞭を食らわせてマス。
…あ、でもその手の趣味の人だったら喜ばれますな。ううーむ。


>ぴーやしさん

おお!ぴーやしさんちにもありましたか~!私も受話器を置いてしまったんですがね~。
しかし、彼もわざわざ時間と通話料を犠牲にしているんだから、もっとハッキリ言えばいいのに~。(ハッキリ言われても、きっと相手にしないとは思うけど;)
Posted by 葉月 at 2007年02月25日 15:21
こんにちは  
家にこんな電話がかかってくると怖いですね。。
昔 職場の女の子がそんな電話受けてましたよ
パンフレットの説明をしてたら 「もう終わりました」って電話を切られたそうです。
何がおわったんだ! コラッ!!。。。です。
Posted by あいす at 2007年02月28日 16:39
>あいすさん

こんにちは!
職場にかかってきたら、逃げられませんね~(汗)。何が楽しくてかけてくるんですかねえ~はあ(ため息)。しかし、ちゃんと相手をしてあげる彼女もエライ!
私なら速攻男性職員にバトンタッチするかも~?
Posted by 葉月 at 2007年03月02日 11:45
 
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